フォトリアル系の画像を生成されている方々、パンチラって難しくないですか?
今回は「フォトリアル系でLoraを使わずに簡単にパンチラを製作する方法」を紹介します。
理解すれば下記のような、パンチラ画像が作れるようになりますよ!!
よくある失敗例
まずは、パンチラ生成時のよくある失敗例を紹介します。
例えば下記のように衣服のプロンプトを入力していたとします。
(品質や情景等のプロンプトは省いて記載しています)
スカートを履かなかったり、スカートがパンツに同化してしまっています。
初心者の皆さんは、上記のような状況で困るのではないでしょうか。
それでは生成方法を解説していきます。
生成方法
簡単です。
イラスト系のモデルで生成を開始し、途中からモデルを変更して生成を再開するだけです。
Refinerという機能を利用します。
Checkpointをイラスト系のモデルに変更します。私はAnything v5を利用しました。
Refinerという項目にチェックを入れ、Checkpointを普段生成しているモデルに変更します(私は今回brav5を使用しました)。
Switch atの値を0.2~0.3ほどに変更します。この数値はSampling stepsの何割生成した後に、checkpointを切り替えるかを指定しています。
最後に、プロンプトに少しだけ追加します。(前提のプロンプトは各自用意してください。)
今回の手順で生成した画像がこちらです。
スカートとパンツが完全に別で出力される確率が大幅に上がります。
イラスト系モデルで数ステップ生成しているため、イラスト全体に少し影響が出ますので注意ください。
Loraを使わないメリット
今回Loraを使わない方法を紹介しました。Loraを使わないメリットは大きく分けて二つあります。
- Loraがイラスト全体に影響を与える場合がある
- 著作権の関係で利用方法によっては使えない可能性がある
私は多数のLoraを使用していると、著作権情報を管理しきれなくなるため、あまり使わないようにしています。
まとめ
パンチラ画像は作れそうでしょうか?
わからないことがありましたらコメント欄に質問していただければと思います。
画像生成はいろんなアプローチがあると思いますので、自分なりに考えて楽しみましょう!!
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