一番簡単な違和感をごまかす方法:手や背景の修正

AI画像生成

今回は、私が実践している中で、「一番簡単に手や背景の違和感を修正する方法」を紹介します。

この画像をご覧ください。

右手の指が一本足りません。また、人差し指が服と混ざっちゃってます。

修正後がこちら。

指が5本生成されています。
中指が左手とくっついちゃっていますが、違和感はだいぶ軽減しました。おそらく、アップスケールすると中指のくっつきは修正されます。

こちらは背景がおかしいです。

ベンチの背もたれの一番下の段が、ベンチのシート部分になってしまっています。

修正後がこちら。

背もたれが修正され、違和感が軽減しました。

こういった風に上手くいけば修正できます。

それでは、解説していきます。

Sampling steps数を変える

「一番簡単に手や背景の違和感を修正する方法」とは、Sampling steps数を変えた画像を数枚生成し違和感が少ない、マシな画像を選ぶといったものです。

プロンプト等の設定は変えずにSampling stepsを変更すると、細部に少し変化がある画像が出来ます。これを利用して、数枚~十数枚生成して、一番違和感が少ない物を選ぶといった感じです。

私の場合は「XYZplot」という拡張機能を利用して一気に10数枚の画像を生成しています。
下記手順で生成しています。

  1. XYZplotという拡張機能を利用して、20steps ~ 30stepsの画像を生成する
  2. 違和感がマシな画像を選ぶ
  3. アップスケールする
  4. Xに投稿する

Sampling steps数を変えても違和感が減らない場合もあります。
その場合は別の手法で修正しましょう。

XYZplotを使ってStep数の違う画像を作る

XYZplotの使用方法を解説します。
XYZplotを使って「Step数の違う画像を作る」方法を簡単に説明します(インストールの方法は省略)。

画面下部にあるScriptの欄にあります。

こんな感じで設定すると20steps~30stepsの計11枚の画像が出力されます。

XYZplotは、他にもいろいろな設定が出来ますが、今回は割愛します。

まとめ

リアル系の画像はイラスト系の画像よりも違和感を感じやすい気がします。

多少の違和感でしたら、この方法で和らげることが出来るかもしれませんので、一度試してみたはいかがでしょうか?

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